こんにちは!トコふな編集部です。
先日とこっとちゃんとミュージカル鑑賞にいってきました!さて、どんなミュージカルをみてきたかというと…船橋のアーティストによる船橋の子どもたちのためのミュージカルです。
とこっとちゃん
ほー船橋のご当地ミュージカル!一体どんな内容トコね!!
この度初演にご招待いただき鑑賞してきました。
また、企画を担当したNPO法人パフォーマンスバンク鈴木さんにインタビューをすることもできたので、ミュージカルの感想と合わせてご紹介していきます。
こだわりがたくさんつまったNANANAミュージカル。舞台の裏側を動画でご確認頂けます!
8月に公演が決定!船橋の魅力が詰まったミュージカル、ぜひ足を運んで頂ければと思います!
<日時>
2021年8月20日(金)
・1回目:14時開演
・2回目:17時30分開演
※それぞれ45分前に会場します
<会場>
船橋市市民文化創造館(きららホール)
<チケット>
・おとな(中学生以上) 3,000円
・こども(年少〜小学6年生) 1,000円
・3歳以下(ひざ上鑑賞) 無料
※事前予約優先、当日精算
※チケット予約はこちらから
目次
NANANAミュージカルの概要とあらすじ
ミュージカルのタイトルは
梨の実ナッチのNANANAミュージカル「フルーツポンチ!」~怪盗サンバガラスあらわる!~
タイトルからもわかる通り、船橋の名産品である「梨」のナッチが主人公です。
この作品は「みんなちがってみんないい」をテーマにしていて、子どもたちの「舞台芸術を楽しさを感じる経験」「地域愛」「ダイバーシティへの理解」を育むことを目指しています。
そして、制作者・出演者・スタッフなど、この作品に携わる人の多くが船橋にゆかりがある方々です。
とこっとちゃん
船橋だからこそ作れた作品トコ!
以下は作品のあらすじです。
ここは、果物の子どもたちが通う『あおぞら果樹園』
発表会で披露する曲のパートを決めるため、りんご、みかん、もも、メロン、ぶどう・・。それぞれの果物たちは、『自分の良いところ』を目をキラキラさせながらアピールしています。でも、梨の実ナッチは、「な・・な・・な・・・。」と、どもってしまい何も言えません。「梨は良いところがナシ!」と、からかわれたナッチは、外へ飛び出してしまいました。
その時、怪盗サンバガラスより脅迫状が届きます。「食べ物をよこせ! さもないと、あおぞら果樹園に『悪魔の白い雨』を降らせてやるぞ!」
果物たちとサンバガラスは、互いに傷つけ合い、憎しみ合い、ついに泣き出してしまいました。騒ぎを聴きつけたナッチは、梨の実を握りしめサンバガラスのもとへ立ち向かいます。
「自分の中にある『しあわせのたね』って何だろう?」
笑って、泣いて、しあわせな気持ちになれるハートフルなミュージカルをどうぞお楽しみください。
【引用元】船橋音楽情報ナビ
NANANAミュージカルの感想
とこっとちゃん
せっかくなので初演を鑑賞した感想を載せるトコ。
ストーリーの魅力
この作品はりんご・オレンジ・パイナップルなど…たくさんのフルーツがキャラクターとしてでてきます。
「みんなちがってみんないい」をテーマとしているのでフルーツの見た目や性格に個性があり、ストーリーを盛り上げる要素の1つでもありました。
ストーリー全体を通して子どもたちを飽きさせない内容になっていて、鑑賞してた子どもたちは、笑ったり怒ったり悲しんだり…出演フルーツ達と一緒に気持ちを共有をしているのが印象的でした。
生演奏の迫力がすごい
本ミュージカルの音は録音ではなく、ギターやピアノ、ドラムなど楽器の生演奏です。企画するNPO法人パフォーマンスバンクの理念が「生演奏の楽しさをすべての人に」ということもあり、生演奏はこのミュージカルのこだわりポイントの1つです。
外出自粛の影響でなかなか生演奏を聴く機会が減っている昨今。そんな中で聞く楽器が奏でる生の音は迫力があり、耳だけでなく体全体で音を感じることができました。
とこっとちゃん
生演奏は迫力が違ったトコ~!
船橋で活躍するアーティストの歌声が聞けるのもこのミュージカルの魅力の1つ!「音楽」という形でも船橋の魅力を味わえる作品です♪
子どもたちをひきつけるストーリー構成
本ミュージカルは子どもをひきつけるポイントがいくつかありました。
- 衣装や舞台セットが色とりどり
- 子どもたちにクイズの出題
- 悪さをするカラスを探すシーン
- NANANAなしダンスのシーン
など、特にカラスを探すシーンでは、舞台から出たり入ったりするカラスに対して「こっちにカラスいるよ!」「うしろにいるよ!」など子どもたちは大興奮!大きな声でフルーツたちを助けようと大盛り上がりでした。
パフォーマンスバンクの鈴木さんにインタビュー
企画を担当したNPO法人パフォーマンスバンクの鈴木さんにインタビューさせて頂きました。
『生演奏の楽しさをすべての人に』を理念に掲げ、高齢者施設・保育園・療育施設などにおける年間200件超の出張コンサートを開催を支援しています。
ミュージカルの企画は今回がはじめてだそうで、そんな中で大変だったことや稽古の様子などを伺いました。
とこっとちゃん
本日はよろしくお願いしますトコ!
よろしくお願いします。
鈴木さん
初演までに大変だったこと
とこっとちゃん
初演を迎えるまでに何か大変だったことはあるトコ?
大変というよりは楽しさがまさっていました。
企画がスタートしたのが2020年10月、そこから急ピッチに制作がすすみ、そのスピード感がエネルギーになっていました。
楽曲は出演者の直感な部分もあり、稽古中、目の前で楽曲が出来上がっていくすごさ、エネルギーを感じてとても楽しかったです。
鈴木さん
とこっとちゃん
稽古中に楽曲が出来上がるなんてすごいトコ~さすがプロトコね!稽古を重ねながら作品がブラッシュアップされていく様子ボクもみたかったトコ。
コロナ禍での稽古の様子
とこっとちゃん
コロナ禍での稽古は大変だったと思うトコ…何か工夫していた点とかあるトコ?
コロナ対策は相当気をつけていました。
検温、消毒はもちろん、音をださない場面では窓を開けて換気しながら行っていました。寒いので防寒しながら稽古する場面もありました。
鈴木さん
とこっとちゃん
それはすごく徹底していたトコね。寒い中の稽古は大変だったと思うトコ。
それに稽古スケジュールはかなりタイトで…
毎週末、全員集まることは難しかったので裏方のスタッフが代役を務めて練習する場面もありましたよ。
鈴木さん
とこっとちゃん
限られた時間の中、スタッフ一丸となって練習に励んでいたトコね。
ミュージカルの見どころ
とこっとちゃん
鈴木さんが思うミュージカルの見どころを教えてほしいトコ!
このミュージカルのもつテーマ「みんなちがってみんないい」がポイントです。
子どもたちの個性、長所に目を向けるきっかけになれば嬉しいです。また、子どもたちだけでなく親世代にも伝わったらいいなと思います。
鈴木さん
とこっとちゃん
ボクもそこは魅力に感じたトコ。子どもたちには自分の好きを大切にしてほしいトコ!
おかげさまで初演公演後のアンケート評価も良く、中には感動して泣いていた子どもまでいたそうです。
鈴木さん
とこっとちゃん
子どもたちを感動させるミュージカル…子どもたちも相当のめり込んでいたということトコね。
今後の展望
とこっとちゃん
では最後にミュージカルの今後の展望を教えてほしいトコ!
はい!これからは地域の公民館などでの講演や、小学校・幼稚園・保育園への出張公演をしていきたいです。初演はフルバージョンで行いましたが、出張先の規模によっては小規模公演も考えています。
また、他の農産物を織り交ぜながら多方面でのコラボもしていきたいですね。
公演にきてほしい!という人はぜひお声かけください!
鈴木さん
とこっとちゃん
今後、様々なところで披露できるといいトコ!本日はありがとうございましたトコ。
まとめ
今回は船橋ご当地ミュージカルの概要と初演の感想、そして企画を担当した鈴木さんにインタビューさせて頂きました。
船橋にゆかりあるアーティストたちによって作られた『梨の実ナッチのNANANAミュージカル「フルーツポンチ!」~怪盗サンバガラスあらわる!~』。コロナ禍でイベントが中止になっている今、音楽ダンス演劇といった芸術を凝縮した作品が出来上がったということはとても喜ばしいことだと思います。
船橋に住む一人でも多くの子どもたちにこの作品が届けばいいなと思います!
以上、NANANAミュージカルについてでした。